乳酸菌散布レシピ
「乳酸菌を散布しています」という話をすると、「どのくらいの倍率で撒くんですか・・」とよく聞かれます。
答えは、「適当!」(笑)
いえ、ちゃんと答えたいんだけど、乳酸菌原液そのものの作り方が決まっているわけではないし、ここがバラバラだと、「何倍に薄める」とかいうのもあまり意味がないでしょ。なので、上記の答えになっちゃうのだけど・・
今年、皆さんと酵素ジュース作りを体験したので、いい方法を見つけました!!
僕の乳酸菌散布は、一回当たり
酵素ジュース換算で 5リットル
海水 100リットル
上記をブレンドして、800リットルの散布液を作り
成木換算で 約300本のみかんの木に葉面散布します。
どうですか。イメージ持てますか。
上記の比率は、やっぱり、「適当!」なんですけど(笑)
「酵素ジュース換算」とは、お砂糖の量で計算しています。これだけ消費しているので、新たに仕込むのが大変です。新たに作っては継ぎ足し継ぎ足し、している我が家の原液は、「秘伝のたれ」状態になってきました(笑)
そして「海水」は、その時汲んできて入れる海水と、乳酸菌溶液のベースに使用している海水の両方を合わせた量です。
そして今は、これを月2回のペースで散布しています。雨が多いので、病気等が発生するリスクが高くなっているんです。
そして一回の作業には「1日半」かかります。
春、花の咲く前くらいから散布を開始し、収穫直前まで散布して、その後は休憩です。秋からは月一回ペースで、年間10~12回くらいになります。
今年はこれに加えて、慣行農から無農薬に切り替えた3号地に、冬から春にかけて、土壌改良の目的で、3回土に散布しています。
これはこまめに消毒を散布している農家よりはるかに多い回数です。
父が、無農薬やから消毒はせんとか言っといて、むちゃむちゃ大変やないか! とびっくりしております。
さらに今は、摘果作業・剪定作業・草刈り・害虫駆除
等の作業をしており、本当に農閑期か? というありさま。まあ、あんだけ遊んでたら、農作業がきつくなるのも当たり前かな(笑)。
「何もしない農業」からは程遠いです。
土がしっかり出来上がってくる(発酵してくる)と、回数はもっと少なくていいのではないかな~と思っています。ただし、今は土の発酵を早めるためにも、できる限り多くの乳酸菌を畑に入れようと頑張ってます。
「何もしない農業」ってなに? と思った方は、こちら
http://musubi.air-nifty.com/blog/2012/07/50-9bd8.html
(あら、この下の記事でした:笑)
| 固定リンク
「むすび農園」カテゴリの記事
- むすび通信134号(農哲3:乳酸菌栽培②)(2015.11.09)
- 台風報告(2014.08.15)
- むすび農園の試練(その後)(2014.08.15)
- むすび農園の試練(ありがとう)(2014.07.31)
- むすび農園の試練(2014.07.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント