農商工連携グループワークの記録(第2回)
第1回(http://musubi.air-nifty.com/blog/2011/08/post-ff92.html)
に引き続き、9月17日に第2回が実施されました。
今回から、いよいよビジネスプランの構築が始まります。グループワークを始める前に、グループ分けのアンケートを実施し、以下の6つのグループが編成されました。
○グループの編成
1G_①:スギ・ヒノキの間伐材(端材含む)を活用したビジネスモデル(建築材としての用途を中心に)
1G_②:スギ・ヒノキの間伐材(端材含む)を活用したビジネスモデル(建築材以外の用途を中心に)
2G:山間部の農業・観光と連携したビジネスモデル
3G:森林、農地、空き家等を活用したビジネスモデル
4G:木材の流通改革による木材製品需要拡大を目指したビジネスモデル
5G:その他
特に5Gのその他では、どんなテーマが出てくるのかとても楽しみです。
○本日の到達点
本日の目的は主に2つです。
・メンバーを知る/メンバーの想いを共有する
・ビジョンを固める(ターゲット含む)
1.メンバーを知る・メンバーの想いを共有する
各グループに割り振られたテーマの範囲で、各自が夢・想いを語り、共有してください。ただし、議論の途中で、テーマの範囲をはみ出しても、あまり気にしないで、できる限り自由に意見交換してください。
2.ビジョンを固める
このグループでは、どのようなビジネス(サービス)を実現したいのか、その枠組みをいったん整理してください。現状に縛られず、できる限り自由な発想で、高い夢を描いてください。
また、「誰」に対するサービスか、すなわち、ターゲットを明確にしてください。
さて、皆さんに宿題があります。宿題は「ビジネスモデルの現状」です。
どのような視点から現状を明らかにする必要があるかを考え、メンバーで分担してください。
例えば)
・類似のサービスはすでにあるのだろうか。
・サービスに優位性はあるのだろうか
・サービスの実現に必要となる素材等の現状は
・ターゲットはどこにどれくらい存在するのだろう など
○グループワークスタート
各グループ別れて自由に意見交換し、最後に、今日の検討結果を各グループに発表してもらいました。
(発表内容は省略)
○まとめ
私たちが目指すビジネスモデルは、ニッチ戦略となります。明確なターゲットを絞り込むことと、サービスの個性(独自性)を持たせることが重要です。
例えば、超低温乾燥といった最新技術を採用することや、お米の栽培に海洋深層水を採用するといった、インパクトあるアイデアの導入。新たな販売ルートの開拓や、ネーミングを含めたプロモーション活動のユニークさなど、様々な工夫が考えられます。
最終日には、検討結果を発表していただきますが、審査員に「おお!」と言わせるような、サプライズがあるかないかが、ビジネス成功の重要な柱の一つとなります。
ぜひ、皆さんのビジネスモデルにもサプライズを取り入れていただくよう、ご検討ください。
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