自己紹介とむすび農園
○自己紹介
私は、2010年6月までマーケティング・リサーチの会社に27年間勤務していましたが、早期退職し、和歌山の実家(みかん農家)に帰りました。
在職中は、国や研究機関、自治体等のコンサルティングに対応し、専門は環境問題や市民参加、まちづくりなどでした。
実家に帰ったのは主に家庭の理由であり、特に農業をしたいという想いではありませんでした。「半農半X」という言葉がありますが、あくまでも自分の仕事はコンサルタントであり、農業を経験すれば、コンサルティングに深みを持たせることができるのでは、というのが正直なところでした。
ところが、農業はそんな甘いものではなかった。本気で向き合わなければ、農は自分に何ももたらしてはくれない。
これまで積み重ねてきたものを、全て捨ててしまう事を決意しました。
○むすび農園
そして、本気で農業と向き合うのであれば、木村秋則さんのように無農薬でみかんを作りたいと考えました。
しかし、父が守ってきた畑はもちろん慣行農法であり、簡単に無農薬の畑に切り替えることはできません。ならば、自分で自由にできる畑を持とう。ということで、耕作放棄されたみかん農園の開墾を始め、その畑を「むすび農園」と名付けました。
第一期開墾は2010年7~8月に行い、約2反の広さがあります。この畑を「むすび農園(丸山)」と言います。
第二期開墾は2010年12月~2011年1月に行い、こちらも約2反の広さがあります。この畑を「むすび農園(寺口)」と言います。
むすび農園の状況は、「マイフォト」にアップしていますので、そちらでご覧ください。
こうして私の「半農半X」の生活がスタートしました。「半農」は父の農作業(慣行農法)を手伝いながら、みかんづくりのノウハウを学んでいます。そして「半X」は慣行農法で学んだスキルを生かして、無農薬無化学肥料のみかんづくり(自然農法)にチャレンジしています。
以降、農作業を通じて学んだことやむすび農園の状況などを随時アップしていきます。
ありがとうございます。
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